それでも選挙に行かないのか。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090824-OYT1T00574.htm?from=y10&from=yoltop

”公然とネット選挙運動…自民・民主、公示後も更新”
という記事ですが。

mixiIRCなどで話したり聞いたりしたことで、
選挙に行かない面白い理由をピックアップしてみたい。

*政治家を信頼している*

政治家にならんと立候補する人たちや、
実際に議員になり日々勉強や政治を執り行う人たちが、
政治のことを1日数分しか学ばない素人に何をしているか説明はムリ。
説明を受けても分かるだろうか?
貴方は突然専門外の仕事の話をされて理解出来ますか?
なぜ政治だけ理解出来るような顔をしているんですか?

という論理。
これには驚いた。
どういった業種にもこんなことが適用されてしまったら、
生命保険や損害保険の加入時にひどい文言を入れても、
どうせ読まないだろう、分からないだろうといって説明しないことにならないだろうか?

だが、私も議員や候補の人たちが夢や希望を持って最初は立候補したと信じている。
そして、議員であっても個人の力は微々たるモノだと挫折するのだ。
その後、政治屋・政治ゲームへと変貌する。
そう、若い有権者と同じことを新米議員は痛感するのだ。
では一期で辞めていくだろうか?
そんなことはない。
当初の夢や希望の一部を心に秘めて、
総理や大臣の座を目指し1つでも叶えて去るのが政治家だと思っている。

これ以外は、特段面白くもない。
。どうせ一票
そう、あなたのどうせ一票の気持ちが回りのどうせ百票を生む。
そしてあなたの一票は他の人にプレゼントされている。

・入れたい候補がいない
入れたい候補がいないなら白票でも投じればいい。
もしくは泡沫候補にいれるとかね。
そもそも地元に普段関心ありますか?
家にひきこもるか会社に行くだけだから理解出来ないんじゃないの。

などなど。
何度も論破されているようなことを未だに言っている事自体が恥ずかしくないのかな。

でもって私が投票に行く理由。
・もはや若者は少数派
http://www.ipss.go.jp/pp-newest/j/newest02/3/t_4.html
こちらをみてほしい。
20歳以下は27% 65歳以上は34%くらい その間が39%だ。
何歳からが高齢者と呼ぶべきかは様々だが、
20歳〜39歳と、40歳〜64歳、65歳〜 の三層に分ければ、
若い有権者は15〜6%しかいないのではないか。

私は高齢者のことを爺婆と表現することが多いのだが、
彼らはもはや多数派であり、若者は少数派である。
爺婆にとっては自分の子や孫は大事だが、
ヨソの子や孫などはどうでもよろしい。
そうでなければ観光地や交通機関が爺婆であふれかえるわけがない。

爺婆は少数派でありながら長く投票を続け、
政治家を信任し続けてきたから、幅を利かせているのである。

もはや少数派となった若者も投票を続ければ、
わずかでも爺婆に飲み食いされている年金を取り返せるのではないだろうか?

政治家というものは、
自分に投票してくれる人には媚を売り利便を与えるし、
敵対する政治家に投票する人にも同じように与え、
自分への投票を促す。

だが、どちらへも投票しないとわかれば、
自分への一票の価値を高めてくれるので、
そういう人たちが増えたほうが楽に当選できるわけだ。

貴方は投票していないつもりかもしれないが、
他の人が代わりに投票してつまらない候補を当選させ続けますよ。

選挙権は放棄したことにはならない、撒いてしまっているのではないかな。