自民党総裁選 誰が勝つか誰が出るか。

私の出身高校の大先輩である福田康夫首相が辞任しました。
前任の安倍さんの後の総裁選では、派閥の多くを取りまとめ、
挙党体制で臨んだ内閣のはずでしたが、
派閥の長の意思よりも、伸び盛りの有望な議員の発言がきっかけで、
福田さんは党内からの支持を外され、
また、参院での過半数がないこともあり、
ハシゴを外された状態でこの半年を過ごしていたと思います。

官房長官時代の福田さんが好きだったので、
私はとても期待したのですけれど、やはり年と役職に勝てなかったようです。
お疲れ様です><

さて、ここからが本題。
次の総裁選で、出たら面白いんじゃないか、出るんじゃないか
という自民党議員をココで挙げていこうと思います。

まず、次期総理として期待される麻生太郎氏。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E
二世議員の中でも優れた血統を持つ麻生氏ですが、
派閥の構成人数は自民党内では下位。
更に、自民党内や国民に圧倒的人気を誇る小泉元首相との政策の違いから、
支持されても総裁選で勝てないという人です。
68歳という年齢を考えても、先にチャンスがまだまだあるとは思えません。
4度目の正直はあるのか? 本命ながら厳しいようです。

次に、東京都知事石原慎太郎の息子である石原伸晃氏。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E4%BC%B8%E6%99%83
石原慎太郎さんが国会議員だった頃、
自民党の総裁選に挑戦したものの破れ、
総理への道を諦めましたが、今は都知事になっています。
その歯に衣着せぬ姿勢が評価されたり嫌われたりしますが、
この人も未だに大変な人気がある人です。

その息子の伸晃さんは行政改革大臣(行革相)を
頬をコケさせて髪の毛を真っ白になるまで頑張っていた印象が強いです。
道路公団の解体をしっかり進めていたのはこの人だけだと思うし、
この人なら、熱く日本の政治をリードしてくれるんじゃないかな!?
と、思うのですがどうでしょうか。

3人目は、小泉元首相が後ろ盾にいるともいわれる小池百合子氏。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90
生粋の自民党議員でないところから、党内支持基盤を持ちませんし、
森・小泉・安倍・福田と4代連続で首相をだした町村派が、
今回は辞任が続いたために自主投票を表明していたり、
森元首相が麻生氏支持を表明したりと、分裂しているため、
派閥をまたぐ推薦が得られないと立候補も出来ません。
今後の動きに注目です。

他にも候補は出るかもしれませんが、
総理大臣になるのはもはや派閥の長ではなく、
40代後半〜50代の比較的若い議員であるべきだとおもいます。
麻生さんは元気で若い感じですから受け入れられるかもしれませんが、
先進国や大国には70代の首脳を置いているところはいません。
そういった意味でも福田さんは時代が悪かったかなと思いますね。

というわけで、今後の自民党の動きに期待です。