一連の大相撲大麻吸引・所持騒動について。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000055-sph-spo
↑Yahooニュースより。
大麻所持で逮捕された元幕内・若ノ鵬(20)が10日、解雇を受け入れる意思を固めた。前日は日本相撲協会が下した解雇の無効を訴え法的手段も視野に入れていたが、この日、所属していた間垣部屋など都内3か所を謝罪行脚。間垣部屋では間垣親方(元横綱・2代目若乃花)に涙で断髪を希望し、3年間の短い力士人生にピリオドを打った。
〜続く〜

東欧・モンゴルなどのロシアの周辺国からたくさんの力士が、
今、大相撲にたくさん参加してきています。
私が子供の頃、だいたい20年とか15年前でしょうか?
小錦という200キロを超える巨漢の関取がおり、
仮に日本人であれば横綱になれるだけの成績をおさめていた人がいました。
最終的に大関で終わってしまいました。

そしてその後、曙・武蔵丸といった、やはり巨漢の関取が登場し、
後に平成の大横綱と呼ばれる貴乃花やその兄である若乃花と、
黄金時代を築きました。
たくさんのライバルのいる時代でしたが、
ケガやピークの違いなどで4人とも横綱になっています。

ハワイ出身力士は現地の生活水準が高いため、
その後日本に来ることは稀になったそうですが、
(連れてくるのにお金がかかる)
代わりに東欧やモンゴルといったところからの力士が増え始めます。

しかし、小錦横綱になれなかった無念や、
曙・武蔵丸らが積み重ねてきた外国人力士への待遇改善が、
今回の事件で崩されたといえるでしょう。

やはり、その国の人には甘く外国人に厳しいのはどこも同じですから、
これから数年間は外国人力士は厳しい目に晒されるでしょう。

そういった意味で、朝青龍や若乃鵬の不祥事は、
大相撲の問題以上に、日本でスポーツをする外国人全員の問題といえそうです。